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【№5】

 

いわゆるレミパン。メーカーとトラブって裁判になりました。

 

特願2001-177866『鍋類の蓋』

 

株式会社オダジマ

 

 【評価】

 ★★★☆☆

 

 【局長コメント】

  • ご存知『レミパン』。実は、特許を取得しているのは「フライパン全体」ではなく「蓋」の部分。

  • ①加熱しても熱くならない取っ手、②立てかけるとき場所を取らない設計、③差し水をするときに便利な穴。このあたりが主婦のハートをがっちりキャッチして、一躍人気商品になりました。

  • 一方で、こうした実用的な特許には訴訟が付き物。レミパンの独占販売権を正当に取得した会社が、 契約上の不備を突かれて製造・販売ができなくなったため、損害賠償を請求するという裁判も過去にありました。

  • 裁判の結果、この会社の訴え(販売権)は認められず、いまは全く別の会社に販売権があるようです。

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